Square ハウスアカウントを作成・管理する
- ハウスアカウントの作成、編集、請求を行うハウスアカウントのアクセス権限をお持ちの加盟店さま。権限によりハウスアカウントを管理できます。
- ハウスアカウントの表示とお会計を行うハウスアカウントのアクセス権限をお持ちの加盟店さま。権限によりハウスアカウントに請求できます。アクセス権限は、Square データで設定できます。
Square ハウスアカウントについて
Square ハウスアカウントを使うと、お客さまのハウスアカウントにて注文のお会計をし、お客さまとの合意に基づき請求書または保存済みカードで支払いを回収できます。
Square ハウスアカウントでは、お客さまはすぐに支払いを済ませなくても商品やサービスを受け取ることができます。アカウントに利用限度額を設定でき、お客さまはその範囲内で購入が可能です。お客さまのハウスアカウントの現在の残高を確認し、請求書を送信して後日支払いを回収できます。
ハウスアカウントは、お客さまとの信頼関係を構築し、リピーターを獲得するのに最適です。お会計時に、お客さまのハウスアカウントに支払いを請求すると、売上が記録されて在庫が自動的に更新されます。お客さまが来店するたびに支払いを回収する必要はありません。また、卸売注文や一括注文に割引を適用して請求業務を効率化したり、定期送信請求書をスケジュールしてお客さまがオンラインで決済できるようにしたりすることも可能です。
はじめに
すべてのSquare決済ハードウェアとモバイル端末、および最新バージョンのPOSレジアプリで、お客さまのハウスアカウントに請求できます。
電子レシートは、ハウスアカウントの設定時に指定されたお客さまのメールアドレスに送信されます。お客さまがレシートの複製を希望する場合は、お会計プロセスの最後にオプションを選択できます。
ハウスアカウントの支払いは、2か月以内に完了してください。
また、ハウスアカウントを使って貸付を延長したり、財務手数料を課したり、分割払いによる返済を受け付けたりすることはできません。
ハウスアカウントを提供する前に、独立した法律顧問にご相談ください。
ハウスアカウントを作成・管理する
Square データでお客さまの個別のハウスアカウントを作成するには、以下のとおりに進めます。
- Square データにログインし、[お客さま] > [ハウスアカウント] > [概要] の順に移動します。
- [アカウントを作成] をクリックします。
- アカウントのお客さまと事業または店舗の住所を選択します。
- 必要に応じて、アカウント名とメモを追加します。
- 利用限度額を入力します。
- お客さまのレポート先の店舗と希望の請求方法を選択します。
- [保存] をクリックします。
お会計画面の支払いオプションとしてSquare ハウスアカウントの表示順序を設定するには、以下のとおりに進めます。
- アプリを開き、[≡その他] > [設定] > [お会計] > [支払い] の順にタップします。
- 支払方法をタップします。
- [ハウスアカウント] の横にある (⋮⋮) アイコンを長押しし、リスト内でドラッグ アンド ドロップして支払いオプションを並べ替えます。
[ハウスアカウント] を支払方法として無効にするには、(X) をタップします。
Square データでお客さまのハウスアカウントを編集するには、以下のとおりに進めます。
- Square データにログインし、[お客さま] > [ハウスアカウント] > [概要] の順に移動します。
- 編集するハウスアカウントを選択します。
- (•••) > [アカウントの詳細を編集] の順にクリックします。
- 変更を加え、[保存] をクリックします。
POSレジでお客さまのハウスアカウントを編集するには、以下のとおりに進めます。
- アプリを開き、[≡その他] > [お客さま] の順にタップします。
- お客さまを選択します。
- ハウスアカウントで、(•••) > [アカウントの詳細を編集] の順にタップします。
- 変更を加え、[保存] をタップします。
お客さまのハウスアカウントをロックすると、アカウントへの請求ができなくなります。Square データでハウスアカウントをロックするには、以下のとおりに進めます。
- Square データにログインし、[お客さま] > [ハウスアカウント] > [概要] の順に移動します。
- ロックするハウスアカウントを選択します。
- (•••) > [アカウントをロック] の順にクリックします。
POSレジでハウスアカウントをロックするには、以下のとおりに進めます。
- アプリを開き、[≡その他] > [お客さま] の順にタップします。
- お客さまを選択します。
- ハウスアカウントで、(•••) > [アカウントをロック] の順にタップします。
Square データでハウスアカウントを閉鎖するには、以下のとおりに進めます。
- Square データにログインし、[お客さま] > [ハウスアカウント] > [概要] の順に移動します。
- 閉鎖するハウスアカウントを選択します。
- (•••) > [アカウントを閉鎖] の順にクリックします。
手動で調整すると、お客さまのハウスアカウントの残高を変更できます。アカウントの利用限度額まで残高を増やすことも、未払い残高がある場合は残高を減らすことも可能です。
調整はSquare データでのみ行えます。
調整を行うには、以下のとおりに進めます。
- Square データにログインし、[お客さま] > [ハウスアカウント] > [概要] の順に移動します。
- 調整するハウスアカウントを選択します。
- (•••) > [調整を行う] の順にクリックします。
- 画面の案内に沿って [適用] をクリックします。
調整はハウスアカウントにのみ記録され、取引履歴やレポートには表示されません。
ハウスアカウントでお会計する
1つ以上のハウスアカウントを作成すると、そのアカウントに購入代金を請求できます。
Square POSレジアプリからハウスアカウントに購入代金を請求するには、以下のとおりに進めます。
- 取引を完了する際に、[お会計] をタップします。
- 支払方法として [ハウスアカウント] をタップします。
- [確認] > [お会計] の順にタップします。
お客さまのハウスアカウントに請求された料金を払い戻すには、他の取引と同様に払い戻しの手順を行います。支払いが払い戻しされると、お客さまのアカウント残高が自動的に調整されます。
ハウスアカウントの請求書を送信する
保存済みカード情報を使って定期送信のSquare 請求書と自動引き落としを設定し、お客さまのアカウントを決済できます。また、手動で請求書を作成してお客さまに送信し、ハウスアカウントの個々の支払いを回収することもできます。
Square 請求書を介して支払いを回収するには、お客さまのハウスアカウントに購入代金が請求され、残高がマイナスになっていることをご確認ください。現時点では、ハウスアカウントを使って前払いを回収したり、ACH決済を受け付けたりすることはできません。
支払いが適切なハウスアカウントに正しく関連付けられるようにするには、Square データまたはSquare POSレジアプリのハウスアカウント支払い回収フローを介してハウスアカウントの請求書を作成してください。Square POSレジアプリの [請求書] タブから、請求書を作成または複製しないでください。作成後、ハウスアカウントの請求書は [請求書] タブから更新できます。
- Square データにログインし、[お客さま] > [ハウスアカウント] の順に移動します。
- 請求するハウスアカウントを選択します。
- [請求方法] が [定期送信請求書] になっていることを確認します。
- [支払いを回収] をクリックします。
- 送信方法を選択します。[手動] を選択し、共有可能なリンクを作成します。
- 請求書の送信日と支払期日を選択します。
- 必要に応じて、請求書にメモを追加します。
- [送信] をクリックします。
この請求書には、取引詳細を含むアカウントの残高報告書がPDFで添付されます。
- アプリを開き、[≡その他] > [お客さま] の順にタップします。
- 請求先のお客さまを検索し、ハウスアカウントを見つけます。
- (•••) > [支払いを回収] の順にタップします。
- 必要に応じて関連する請求書情報を入力します。
ハウスアカウントが個別に支払いを送信しない場合は、Square データから請求書の支払いを手動で回収できます。以下のとおりに進めます。
- Square データにログインし、[注文と支払い](あるいは [請求書と支払い] または [支払い])> [請求書] の順に移動します。
- [請求書] をクリックします。
- 手動で支払いを回収する請求書を選択します。
- [支払いを追加] をタップしてお客さまのハウスアカウントを選択します。
- [カードに請求] または [支払いを記録] を選択し、お客さまのハウスアカウントから現金、小切手、その他の支払方法による支払いを記録します。
- [確認] をタップします。
ハウスアカウントのレポートを表示する
ハウスアカウントの取引履歴レポートを表示するには、以下のとおりに進めます。
- Square データにログインし、[お客さま] > [ハウスアカウント] > [レポート] の順に移動します。
- [日付] をクリックし、日付範囲を調整します。
- 必要に応じて、[CSVをエクスポート] をクリックしてレポートをダウンロードします。